ドラマ「1122」1話あらすじと考察まとめ

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 この記事では、ドラマ「1122」1話のあらすじと簡単な考察をまとめています。

ネタバレを多く含んでいますので、まだドラマをご覧になっていない方はprimeビデオで視聴してからお読みいただければと思います。

ドラマ「1122」1話あらすじ

 高畑充希演じる一子(イチコ)岡田将生演じる二也(オトヤ)は、結婚7年目の仲睦まじい夫婦です。

子どもはおらず、自分たちらしい生活を大切にしながら、一緒に料理を作ったり外食したりして二人の時間を楽しんでいます。

何の問題もなく見える夫婦ですが、二人には他人には言いづらい秘密がありました。

それは「婚外恋愛許可制」という、いわば妻公認の不倫制度

第3木曜の夜は月に一度、夫の二也が恋人と過ごす夜なのです。

 

友人と夫婦生活について語る

 女子会にきた一子は、女友達たちと夫婦の営みについての話になります。

一子は「私の性欲はもっぱら凪。」と夫とのレスを告白しますが、夫に公認の不倫相手がいることは言い出せません。

そんな中、友達の一人から女性向けの性的サービスを行うエステ「花園」があることを聞きます。

 

レスのきっかけ

 結婚記念日の温泉旅行の夜、一子は二也に行為を迫りますが、拒絶されてしまいました。

そして、レスのきっかけになった出来事が二也の口から語られます。

一子「(二也のアプローチをさり気なく拒んで)気が向かないというか…私たち十分仲良しで言葉でコミュニケーションとれてるし、なくても良くない?」

二也「俺はしたいよ、家族でも。」

一子「じゃあ風俗とかは?家以外で何とかできないかな、そういうの。ほんとゴメンけど。それにオトヤン、モテないことないっしょ。」

ドラマ「1122」第1話

 

凪に波紋が起きた一子

 一子は公認不倫を打ち明けた友人から「一子にも権利があるんじゃない?」と言われます。

「むずがゆい何かによって凪に波紋が起きた」一子は、不倫相手候補として大学サークル仲間の五代敦史(成田凌)を飲みに誘います。

しかし、五代からは「妻との関係修復中だから」と誘いを断られてしまいます。

そして一子は、「花園」のエクストラコースを予約をするのでした。

 

ドラマ「1122」1話考察

めんどくさくて蔑ろにしているうちに、どんどんややこしく特別なものになってしまった。

ドラマ「1122」第1話

 欲求発散の体の関係だけならまだしも、恋愛感情をもった恋人がいながら良好な夫婦関係を続ける二也の心境はどのようなものなのでしょうか。

パートナーとの関係性が家族のようになったとしても、そんなきれいに切り分けられるほど人の気持ちはシンプルで物分かりが良いものでしょうか。

婚外恋愛許可制によって二人の夫婦関係がどうなっていくのか、今後の展開が楽しみです。

 

 ちなみに日本の夫婦の営みの少なさは世界有数だそうです。

元々、欧米に比べてスキンシップが少ない文化的背景から、行為に発展しづらいこともあるでしょう。

上記のグラフは20歳から49歳の婚姻関係にある男女に絞った調査です。

日本の夫婦の1/2がレスであることが分かります。

ここでのレスの定義にはキスの有無も含まれています。

 

調査を実施した産婦人科医で日本家族計画協会会長である北村先生は、夫婦の営みが少ない要因について、以下のようにまとめています。

(パートナーとの行為がないのは)面倒くさい。パートナーが肉親のように思える。仕事で疲れている。出産後なんとなく。セックスより趣味など楽しいことがあるなどです。女性は面倒くさい、男性は仕事で疲れているが目立っています。男女共に草食化が進んでいるのは、リアルなコミュニケーション能力の低下が一因だと考えます。

「1122」は夫婦関係に起き得る諸問題を少しデフォルメして描いたドラマです。

既婚者にとっては、自分の夫婦関係に置き換えながら楽しめる作品でもありますね。

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